ドミニオンズ Dominions 4、ニーフェルハイムで全世界の神を目指します。
さっそく新規ゲームを始めましょう。
マップはランダムで最大を選びます。
ゲーム名は何でもよいです。時代はデフォルトの Early Ages (EA) にするつもりです。
今回、国はニーフェルハイムを選ぶ予定です。AIの対戦国は全てランダムにします。Nキーを押すと楽ですね。
ニーフェルハイムは、冬の子たち Sons of Winter と呼ばれるように寒冷地向け仕様です。本来は、ここで神を作成しますが、今回は予め作成済みの神ザクセを読み込みます。
ヨツンハイムとあるとおり北欧神話系の設定の国です。
主戦力は巨人で、魔法は、水、血、死、自然、星あたりを得意としています。ヴァンハイム、ヘルハイムなどの類似品にご注意ください。
巨人なのでサイズは4以上であり、象に踏まれたりしないのが嬉しいところです。
開始直後は、一般的な指揮官と偵察向きの指揮官の2名が、本拠地にデフォルトの防御モード、Defend で配置されています。
普通は、一般的な指揮官の方を預言者、プロフェット Prophet にします。
偵察の方は、本拠地の周りを一通りチェックして、農地や森など豊かそうな土地を偵察させます。
本拠地では指揮官や兵を雇えます。指揮官は1ターンに1名しか雇えないので、自動徴兵 repeat recruitment のチェックを入れておくと忘れなくて便利です。
とりあえず魔術師と、斧と投げ槍の一般兵を雇ってターン終了。
各国が預言者を任命したようです。うちもですけど。
2ターン目になると、周りにいる中立軍の様子が大体分かります。
先ほど雇った兵ですが、初期では、指揮官と兵の配置が中央になっているので、一般兵を前線、指揮官はやや後ろに再配置します。さっき追加した斧プラス投げ槍の兵を合流させて前へ。 槍だけの兵は少し後ろに置いて、投げ槍を投げている間に前進させるようにします。待たせる命令もありますが、面倒なので配置を下げて代用しています。
魔術師も雇われました。といっても、最初は魔法の研究がろくにされていないので、どれかの流派、schoolを研究させます。ニーフェルハイムの場合、序盤は、地中から死者復活させる死魔法が使えるenchantmentとか、召喚系、コンジュレイション conjuration などがいいでしょう。
戦闘中に1体のスケルトンか死者を操る Animate Skeleton。
ケチな魔法ですが何もしないよりマシです。
冒頭にリチュラル Ritual と書いてある魔法は、儀式魔法です。こちらは死の宝石5個で10体。
とりあえず最も安全そうな民兵メインの所へ突っ込むことにします。
民兵、ミリシア Mlitia が再弱ですが、重騎兵、ヘビー・キャバリ Heavy Cavalry が混じっている場合は、いきなり軍を向けるのは得策ではないです。騎兵槍、ランス Lance は最初の一撃にダメージボーナスがあるので、たとえ巨人であっても危険です。蛮族、バーバリアン Barbarian も危ないです。腕力が高く、両手武器のダメージがヤバい。しびれる。
偵察兵は普通は戦闘に参加しませんが、指示すれば参加します。巨人の偵察指揮官は、特に序盤は無視できない戦力ですので、できる限り参加させるとよいでしょう。
但し、今回は玉座が近くにあるようなので、真っすぐそちらへ向かわせます。
移動、move、研究、research、偵察、sneakなどを指示したらターン終了。いよいよ戦闘です。
戦闘の結果は、自動解決です。
予想通りの結果だった場合は、わざわざ戦闘の経過は見なくてもけっこうですが、今回は覗いてみます。
大体の流れを言うと、まず飛び道具が撃ち始めます。預言者や魔術師は呪文を唱えるでしょう。飛び道具を持たない兵は、敵とぶつかるまで前進します。
士気が下がると、分隊、スコード単位で崩壊してゆき、全軍が潰走したら追撃戦に移行します。
戦闘が終わると、多くの兵や指揮官が重傷を負います。ある者は手を、ある者は足を。目を潰されたり、恐怖症になったり、そりゃはもう散々です。ニーフェルハイムでは治癒出来ませんので、そのまま頑張っていただくしかないのですが。
預言者すらも手傷を負ってしまったのですが、仕方ありません。哀しいけど、これって戦争なのよね。
魔術師の序盤のお仕事ですが、まずは魔法土地の探索 Search for Magic Sites です。
広く薄く色々な流派を知っている魔術師を探索に充てます。全ての流派を探索するには、違う種類の魔術師や聖職者も併用します。流派のレベルが4であれば、その流派の魔法土地は全て発見できるのですが、そんな高位の魔術師や聖職者はそう簡単には出ません。
魔法土地発見のための魔法もありますが、使えるようになるのは少し先ですし、たいていの魔法土地はレベル1か2なので、しばらく気にしないでよいでしょう。
なんと魔法土地が発見されたようです。2つ同時は中々、運がよいほうです。
しかし、1つ目の魔法土地は、不運が増大する Increase Misfortune という ザ・ベイル・オブ・インフィニット・ホラー The Vale of Infinite Horror でした。
何だよこれ。もう1つは当たりで、死の宝石が2個も産出されるようでした。
うお、さっきの魔法土地、世界中にホラーマーク horror marked まで付くんかい。
もう一人の魔術師も動員して、魔法土地の探索を広げていきます。
レベルの低い魔法土地は、探さなくても露出していることもあります。
さて預言者の主力ですが、南方のグール、ロングデッドが少数しかいない土地に向かわせます。本拠地の城の周囲の土地からは、収入や資源が本拠地に自動収集されるので、このように先に回った方がよいです。
海にも進出したいのですが、ニーフェルハイムは水に入れる兵を生産できません。
もう1種類の魔術師は水魔法が得意なので、召喚魔法を強化すればシー・ドッグとか呼べますが、まだしばらく時間がかかりそうです。
予想外のイベントが発生しました。
これは素晴らしい。ハイ・プリーストのセラリムなる方が味方に加わったとのことです。どんなに凄い方なのか。ドキドキ、ワクワク。
なんだカスじゃねえか。返してよ私のときめきを。
…いやまて、連れている兵の数はすごいぞ。
なんだ民兵じゃねえか。
何がハイ・ブリーストだ、お前ただの一向宗の指導者だろ。
しかし、民兵もこれだけいれば、それなりに使い道はあります。
まとめて運用すると、まとめて逃げ出す結果になるので、3つ位の分隊に分けて配置すると、最前線でのダメージ吸収用に役立ちます。
ハンニバルがイベリア兵やガリア兵を戦線中央に置いていたのと要領は同じです。
まあいいか。この一向宗の大軍をどこに差し向けるか考えよう。
とりあえず、自国の支配地にいる味方の指揮官に、それぞれ指示を与えていきます。
魔術師は魔法土地の探索がデフォルトです。軍は行き先をよく調べて、兵を再編して攻め込む。基本はコレの繰り返しです。
兵の再編ですが、ダブルクリックで同種の兵を全て選択できます。
同種の兵を分割する場合には、地道に一つ一つ選んでもいいですが、左端の兵をクリックした後でシフトキーを押しながら右端の兵をクリックすると、その間にいる兵もまとめて選べます。
なおWキーを押せば負傷兵、Dキーを押せば病気の兵、Sキーを押せば餓えた兵などを選ぶこともできます。Iキーを押せば選択状態が反転されます。
配置については、目的地に移動指示を出した後に、目的地がわでYキーを押して、同じ目的地に向かう全ての軍の配置を変更する方法があります。複数の軍で攻め込む場合には、これが一番便利です。
他にも様々なキーボード・ショートカットがあります。dominons 4 ショートカットでググってみてください。
指揮官と兵の徴用については、普段は自動徴用のままでかまいませんが、ニーフェルハイムには魔術師が3種類、聖職者が1種類いるので、時々違う種類の指揮官を雇用するのもよいでしょう。必要な時に切り替えるのでかまいませんが、指揮官の場合、複数指定しておけば、毎月の雇用はあくまでも1名ずつですが、交互に生産することもできます。
自国内での移動については、平地もしくは、サバイバル属性の利く地形の土地であれば、一気に2マス移動できます。このニーフェルハイムの魔術師の場合、森でのサバイバル属性があります。
製造魔法、コンストラクションの研究が完了しました。
エンチャントメントを選んだつもりでしたが、間違ってしまったようです。
コンストラクションは魔術師が魔法の道具や、ゴーレムなど魔法生物を作成するために必要となる流派です。偶数のレベルごとに、より高度な道具が作れるようになります。
ターン冒頭の報告のとおり、今回も戦闘には勝ちましたが、指揮官に赤いハートマークが付いています。
どうやら負傷してしまったようです。
その代わりと言っては何ですが、殿堂入りしたらしく、英雄的能力を獲得しています。
もし興味があれば、画面の右上の方にある統計、スタティスティックス Statistucs から殿堂入りした指揮官を見ることができます。たぶん半分以上が鬼籍に入っており、痛々しいので、あえてみませんが。
水の魔法が得意な魔術師は、もう1ターンかかるようです。砂時計アイコンが付いていれば残り2ターン、消えれば残り1ターンです。
ハイ・プリースト、魔術師、預言者が攻め入りました。
さっそく民兵が活躍しました。25%が失われましたが、正規兵は全員無事です。
預言者はさらに傷が悪化しました。ハートマークが増えています。
持病はそのまま、さらに片目を失いました。
今度こそ、エンチャントメントの研究が完了しました。
3レベルまで行けば、出せるスケルトンの数も3体に増えます。
とりあえず召喚、コンジュレーションに切り替えます。
今回の戦闘ですが、正規軍の巨人にもかなりの損害が出てしまいました。
相手はバーバリアンなので仕方ないですが、戦闘の様子を見てみましょう。
せっかく出した民兵ですが、右翼はさっそく潰走しています。
左翼の巨人は敵バーバリアンを潰走させたのはいいのですが、深追いしてしまい、自軍の右翼を助けてません。そのため右翼の巨人は、敵左翼のバーバリアンに切り崩されました。
預言者によるスマイトのおかげで、敵左翼の士気も崩壊しました。
深追いした左翼は、逃げるバーバリアンにトドメを刺すことだけはしっかりやっています。
潰走した兵は、隣の州に逃げ込みます。それをまた再編成して、前線に戻します。
「お前たち、まさか逃げたわけじゃないよな。」
「ええ、敵を追っていたら、指揮官を見失ってしまいまして。」
「お前たち、まさか逃げたわけじゃないよな。」
以下略。
預言者の軍が南下を続けた結果、他国の最前線に到達しました。
周りにはまだ中立軍も残っていますが、玉座が北方にあるので、主力を反転させて北伐に向かおうと思っています。収入も増やしたいので、ここらに防衛線を張ります。
資金が800もかかりますが、指揮官なら誰でも建築できます。
とりあえずハイ・プリーストに普請を命じて、預言者は北へ向かいます。
本拠地にも魔術師と、予備兵が貯まってきました。
留守番にしようかな。いや、この様子なら預言者を待たずに北伐を開始すべきだ。
水を得意とする魔術師も連れて、魔法土地の探索をしながら北の玉座を目指すこととした。いざ、進発。
指揮官が増えてくると、ターンの終わりに動かし忘れの警告をもらうことも増えます。
画面右上の国内概要、ネイション・オーバビュー で動かしていない指揮官を調べるとよいでしょう。
Nキー、jキーで探すこともできたはずです。
コンジュレーションが完了しました。これで、水の宝石でシー・ドッグは呼べます。
ヒマな魔術師はいないので後回しですが。自然の宝石があれば動物も呼べます。宝石無いけど。
北伐軍は着々と玉座に迫っています。あと少しです。
つづく