地図の大きさを最大の巨大 Huge、敵の勢力数を最大の8つに設定。
人類に近い雰囲気の勢力 faction である Mezari にてプレイ開始した。
建国のため、出現地点の資源をチェック(Turn 1)
開始時点では陸軍 army を1つ与えられている。
この陸軍は以下の3種類のユニットから構成されている。
- ヒーロー Hero、植民者 Setler、歩兵 Marine × 2ユニット
なお Marine の単純訳は海兵隊だが、地下から地上に出てきたばかりという Mezari (Valuters) の設定に鑑みると、海は関係なさそうなので歩兵で十分だろう。
地図上のどこに出現するかはランダムであり、当たり外れは激しい。
視界は3なので、出現地点の周囲3ヘックス以内が見えている。
資源量の表示を切り替えるための小さなボタン(画面右下の方にある)を押せば、資源 FIDSI の分布を細かく見ることができる。
しかし標準の地形で産出される資源量は一長一短であり大差はないので、ズームアウトして特殊な地形や資源の有無を中心に評価をした方が分かりやすい。
ズームアウトさせてみると今回の出現地点は、たいへん恵まれた土地だった。
- アノマリ地形 anomally (扇形のマーク)が近所に5つもある。
- 贅沢資源の金 Gold Deposit (台形のマーク)も1つある。
- 永久凍土や砂漠ではなくて、資源が多い森林と平地が主体である。
しかし一方で、他の勢力がすぐ隣の州に建国しており(緑色の部分)、危険と隣り合わせの場所だった。しかし歩き回っても、資金がどんどん減るだけで大したメリットはないので、すぐに建国したほうがよい。
なお北西に見えている州内の小勢力の村は、ドワーフっぽい Delvers の村落のようだ。
同化 assimilate すれば資金 Dust 産出にボーナスがつく。
まず、リーダーを陸軍から分離して探索に回す
最序盤は基本的に、リーダーは単独で遺跡 Ruins の調査を行う。
歩兵 Marine を随伴したままだと、安全ではあるが維持費が余計にかかってしまうので、最初にリーダーだけを分離してしまったほうがよい。
リーダー分離 Detach Leader のボタンを押すと、周辺6マスのどこかに出せる。
下図のようにリーダーだけの陸軍 1st Iron Legion を作り、さっそく単独で西方の探索に向かわせた。ただし移動力は使い切らず、1だけ残しておく(理由は後述)。
同様に、植民者から陸軍を分離して視界を稼ぐこともできる。
建国前に1マスでも多く周囲を調べたいようなときは分離するとよい。
資源の出力が多そうなヘクスに首都を建設する(建国)
植民者を選択して都市建設ボタンを押し、資源 FIDSI の出力が多いヘクスに都市を建設する。都市の中心街区および周囲6マスの城下町が資源収集の範囲となる。
この例では、贅沢資源である金 Gold も周囲6マス以内に入っているが、贅沢資源と戦略資源は通常の資源 FIDSI とは異なり、城下町に入っている必要性は特にない。
建国すると、隣の州に陣取っていたカルティスト Cultist が挨拶してきた。
カルティストは他の州に2つめの都市を作らず、小勢力 minor faction への宣教によって信者を増やし、1つしかない首都をひたすら増強していく勢力なので、隣がコイツというのは実は結構厳しい。
なお維持費削減のため、陸軍は連れて行かず、籠城 Garrison させる。
脚が早くなる装備と視界が広がる装備をヒーローに与える
自国の都市がある州内にいるヒーローには大しては、装備 item を与えることができる。もちろんタダではなく、資金 dust や戦略資源を消費する。
最初の手持ち資金50では、
- ヒーローの移動力を高める装備
- 視界を広げる装備
を買って装備させる。移動力が高まると、探索やクエスト消化はだいぶ楽になる。
上図は足が速くなるフルート、下図は視界が広がる指輪。
技術研究
ヒーローによる最序盤の楽しい探検生活を支えてくれる、
- 小勢力の村落からクエストをもらえる語学演習 Language Square
- 遺跡の調査による実入りを良くする探検隊 Search Party
を研究する。探検隊は必須ではないので後回しにしてもよく、研究しなくてもかまわない。語学演習は必須であり、早めに研究しておいたほうがよい。
その後、
- 通常資源ブースト(各FIDSIマーク)
- 戦略資源チタニウム、グラススチールのアンロック(スコップ)
- 傭兵市場 Mercinary Market
を開発していくが、適当なタイミングで探検隊の開発を割り込ませてもよい。
- 武器(剣)は、最初の時代 Era 1 のものは半端な強さなので開発しない
- 傭兵市場以外の軍事(兜)も、あんまり必要ないので開発しない
通常資源ブーストの技術はいくつかあるが、産業強化を優先するとよい。
序盤は固定値で増える技術のほうが割がよい。産業 +6 かつ +15%。
その次は、資金強化がいいだろう。対象が資金 Dust なだけで効果は似ている。
面倒くさいときは、複数先まで予約指定しておくとよい。
都市の施設を建設
首都には、まず創始者の記念碑 Founder's Memorial を立てる。
その後は、通常資源ブーストの技術開発の進捗を追うように、対応する施設を順繰りに立てていく。
金鉱 Gold Extractor も早いうちにつくっておく。
序盤は時間が最優先なので、資金 Dust による購入ができる場合には即刻購入する。
勢力ごとのクエスト発動
などがあり、勢力ごとのクエストの1つめは何もしなくても発動する。
小勢力 minor faction を1つ同化 assimilate すれば、グラススチール 15個を貰えて次のクエストに進む。
時代ごとのクエストに相当する「伝説的な偉業」もある
技術研究の画面の中に、伝説的な偉業 Legendary Deed が3つある。
偉業の内容はプレイの都度、達成条件が微妙に違うのだが、
今回の贅沢資源系の偉業の内容としては、
- 同一種類の贅沢資源 Luxury Resource を30個集めろ
という条件になっていた。
この条件ならば、金鉱をすぐに作れば30ターン後には自動的に達成できるわけだ。
カルティスト領内に踏み込み、遺跡を調査する
カルティスト領内の寺院の遺跡 Temple Ruin を最初に暴きにいく。
中盤になると襲われたり、入りづらくなるので今のうちに。
カルティストからやんわりクレームされたが、表情から推測すると、まだ激怒はしていないようだ。
それをいいことに、カルティスト領内の偵察を続ける。小勢力の村落があった。
村落からクエストをもらったが、わが国領内にある Delvers の村落を破壊しないと達成できない内容のクエストだった。すまんが、それは請け負えないな。
カルティスト領内の村落をな懐柔 Pacify しても、領土の所有者であるカルティストを助ける結果になるので、あまり積極的にはやりたくない。
放置しておいたら15ターンめにクエスト失敗となった。カルティストによって村落がサティアンにされた(懐柔された)のに違いない。
カルティスト領から南方に抜けて、別の村落に接触(Turn 5)
カルティスト領内の様子は分かったので、南に抜けたら海だった。
懐柔するには資金 Dust を50、集めてもってこいとのこと。
今は25しかもっていないが、2ターン後には 50 を超えるよう首都の労働力配置を見直す。次のターンは、食料と資金に1名ずつの配置にしておく。
資金 Dust が 41となった。金鉱建設を急ぎたいので、次のターンは産業に3名全員を配置し直す。これで50を超えるだろう。
再び説得 Parley して貯めた50を引き渡した。
すると最南端の別の村落に行ってこいとの追加クエストをもらった。
煌々と光り輝いている村落に向かう。近くてよかった。
村落を説得しようとしたら、ヒーローがレベルアップした。移動力を上げる。
クエストが完了し、懐柔 pacification された。
目覚めの時 Day of the Awakening クエスト発動(Turn 6)
ターンが変わった直後に、前触れもなくクエスト発動。
このクエストは初めて見たような気がするな。
遺跡をたくさん調査しろ、という定量的とはいいがたい目標だ。適当にやるか。
ヒーローを首都に召喚(Turn 8)
最南端から戻る手間を省くため、ヒーロー解任 Unassign Hero を行う。
この便利技は、
- たんに遠地から戻るのにも使えるし、
- 負傷した後にヤバい敵軍から逃亡するのにも使える
但し、解任は5ターンおきにしか行えないので、再任直後5ターンの行動には注意したほうがいい。
解任を行うと、一旦ヒーローのプールに戻されるが、そのターンのうちに再任できる。
都市に陸軍を作る Create Army on City を選択し、都市の一覧(といっても首都しかないが)から首都を選ぶと、直ちに登場する。北東の Delvers の村落に向かわせる。
エメラルド 8個をもってこいとのこと。残念ながらもっていませんので後回し。
東の方で、別の勢力に遭遇(Turn 11)
どこの勢力かは不明だが、陸軍2個を従えた別の勢力に遭遇した。
近づきすぎると、襲われるので距離をとりつつ行動したい。
まだ5ターン経っていないため解任ワープで逃げることもできないし。
首都では資金強化の施設 Empire Mint を建てる。なお生産や研究をするさいには、常に次の対象を指定しておいたほうがよい。溢れた産業資源や研究資源が無駄にならない。
首都の北東には贅沢資源があるので、そちらに向かって都市を成長させる予定。
東の方で、また同じクエスト(Turn 12)
1回目の資金提供は簡単だったが、2回目のチタニウム Titanium 5個は持っていない。
後回しだな。
いまのところ、クエストが4つ貯まっている。
その辺の遺跡を調査中に運よくチタニウムを拾ったので、それを渡して完了できた。
自国領の南方を探索(Turn 16)
奇妙に細長い形の州だったため、自国領の南方が見えていなかった。
戦略資源が見つかったりするかもしれないので、探しにいったが遺跡が1つあっただけだった。
大抵は資金かハズれだが、たまにグラススチールを拾ってラッキーなこともある。
但し、謎の敵軍に近づいたので、またしても解任で逃亡を図る。
自国領の北方を探索(Turn 20)
村落に接触したら、今度はグラススチールを 8個もってこいとのこと。
帝国施策を設定
20ターンおきに影響資源を投資して、帝国の施策を実行するかを決定する。
クエストで影響をいくらか入手して余裕があるため、2つ選択した。
武器を拾った
指定された別の遺跡を5ターン以内に調査せよとのこと。近くなので大丈夫だろう。
いにしえの財宝 A Relic of the Past として盾を拾った。
武器と比べると性能面で見劣りはするが、装備すると青く光って格好いい。
自国領の北方を東の方へと探索(Turn 24)
さらに北方に黄色の勢力、東には紫の勢力を発見した。
陸軍がうろついているので、襲われないことを祈る。
その辺で見つけた遺跡 Ruin を調査したところ、目覚めの時 Day of the Awakening クエストの完了条件が明らかにされた。
と同時に、強制的に守護者?地縛霊?との戦闘となった。
タイマン勝負となったが、先制権の差で何とか勝利
生命力 Life は 129 しかないが、先制権 Initiative が 30 かつ長距離 Long Range なので、3ヘクス以上に距離をキープしながらのアウトレンジ戦法で勝てる。
Mezari など弓系の勢力は先制権さえ取れれば、かなりの確率で勝てる。
特に相手の攻撃範囲が、当方の移動力を下回る場合には一方的に叩ける。
ほうら、追いついてごら~ん。
・・・画面の端っこで逃げ方ミスして、一発殴られてしまった。
6ラウンドのアウトレンジで、敵の生命力を 6 まで減らしてやった。
即座に再戦を挑み、今度は1ターンで勝利した。
ヒーローはレベルアップしたので、視界を広げるスキルを習得させた。
なんと!味方になってくれたぞ!
倒した敵は味方になるの法則により、自分のヒーローになった。
ホーント Haunts なる勢力の出身者らしい。空を飛べるというのが素晴らしい。
このゲームの飛行 Flying は湖や海の上を飛べないという制約があるが、陸地の地形や段差を無視して確実に6ヘックス移動できるというのは強い。
クエストも無事完了となった。
「あんた、強いな」「貴様もな」「仲間になってやるよ」
なお、このヒーローだが、後に別途 Drakken でプレイしたときには普通に傭兵市場で売られていた。ありがたみが…
冬来たる・・・か(Turn28)
Endless Legend の特徴の1つ、冬がやって来た。
Game of Throrns の冬のように恐ろしくはないが、移動力は落ちるし、視野は狭まるし、生産力は落ちるしで散々な目にあう。t
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冒険マップも、すっかり雪景色に。
初めての冬なので、このタイミングで真珠 pearls が地図上に出現した。
オーリガの祭壇 Altar of Auriga を建設(Turn 32)
冬のターンは序盤は短いが、終盤になるほど期間が長くなっていく。
冬の間の悪影響を軽減するためにオーリガの祭壇という施設がある。
真珠 pearls を集めれば、祭壇に備わった特殊効果を発動させることができる。
2つめの都市を建設(Turn 38)
だいぶ遅めだが、2つめの都市を北の方に建設した。
別に格別いい土地ではないのだが、ここに植民することでご褒美がもらえるクエストがあったのでつい出来心で・・・
そして Mezari (Vaulters) の特殊能力である、戦略資源を発動してからのぉ~都市間ワープ。
どの種類でもいいので、まとまった数の戦略資源があれば、たやすく国土防衛ができてしまうという優れモノ。
これでカルティストと隣接している首都の防衛も安心、といいたいところだが、肝心の戦略資源が領土内に1つも無いという残念な状況なので今のところクエストの報酬で集めるしかなく安心できない。
カルティストさん、ご機嫌斜めになって参りました(Turn 39)
警告 warning を発せられた。そろそろ開戦されてもおかしくない。
たんなる偶然だが、遺跡を調査したところ、平和条約を結んだら資金 dust 160 というイベントが出た。
伝説的な偉業を達成(Turn 41)
いちばん最初に8つの村落を懐柔 pacify した勢力に、先制権 +15% ボーナスがつく。
これは大きいぞ。
勢力固有のクエストも次に進めたいので、小勢力 Delvers を同化 assimilate した。
次のクエストは、戦略資源の鉱山2を2つ作れとの指示。
作りたいけど、戦略資源が無いんじゃコラァ!
小勢力どうしのイザコザを仲裁したらアイテムくれた(Turn 43)
けっこうたくさんのタイタンの骨 Titan Bones と、アイテム1つをくれた。
カルティストが牙を剥いた(Turn 55)
カルティストが宣戦布告してきて、他の帝国と戦争するクエストが唐突に完了した。
怒っているのかいないのか表情ではワカラン。
再び、冬来たる(Turn 56)
丁度、カルティストの大軍に首都を包囲されているところだったので、ここで冬が来たのはグッドタイミング。
冬のせいで資源が大して収集できない状況なので、包囲されて減少しても損をした気がしない。城壁強化の贅沢資源を発動させ、援軍をそろえるまで持久戦に持ち込む。
ついに他の帝国に伝説の偉業を達成されてしまった(Turn 61)
今回はカルティストが隣のため、歩兵を多めに生産したこともあり、いつもならば自国で達成するオーリガの博物館 Museum of Auriga を先に建設されてしまった。
やはり戦争によるロスは大きい。
関ケ原の戦い(Turn 62)
お互いの首都からも民兵 Militia が参戦するため、何だかすごい戦いになってしまった。
敵の本軍は説教師 Preacher だけであり最弱に見えた。
しかし、増援は何らか強化がされた Teike マーク3 で、こちらの損害も甚大だった。
昔の AI はユニットの強化をまともにしなかった印象だが、どうも AI が改良されているらしい。4年たっても新規 DLC を出してくる心意気は買える。
さらに消耗戦を続け、ついに和平(Turn 69)
当方としてはサッサと和平したかったのだが、兵力差がある間は強気で和平に応じてくれなかったので、相打ち覚悟で消耗戦に持ち込み、弱気になったところで和平した。
首都の立地は良かったが、いまだに都市が2つしかなく、戦略資源に至っては全く産出していない状況。ちょっと都市建設が保守的にすぎた。
またAIが多少は賢くなっているらしい中、カルティストとの付き合い方も間違ったようなので、この辺で投了とする。口ほどにもない orz
総括
- いつもは80ターンくらい経ってから本番(戦争)なので序盤がダレるが、今回は序盤から最悪の勢力の脅威にさらされており緊張感があった。
- いままで使ったことのなかったホーント Haunt のヒーローが使えて楽しかった。
強力なチェーン・ライトニング、病気の感染など実に愉快。 - AIは以前ほど馬鹿ではないらしい。向こうから仕掛けてくるとは。