エチオピア侵攻のチュートリアルをひととおりやった後、大日本帝国(日本)でプレイ開始してみた。
画面上部にやることリストが表示されているので、まずはこれを全部消すことを目標とする。
ゴム Rubber の資源不足 Insufficient resources の警告を消す
ゴムが不足しており装備 Equipment の生産が減速してしまっているとのこと。
HoI2 では天然ゴムは重要資源の1つであり、開戦までにひたすら蘭印から輸入して、当面必要となる分量を備蓄していた。
HoI4 では、資源を在庫として備蓄しておくという考え方自体がなくなっている。
よくよく考えると不自然だった、物々交換の貿易という考え方もなくなっている。
HoI2では、世界中の国々とひたすら物々交換の貿易ネットワークを構築して、交易条件の差による利ザヤを積み上げて資源の備蓄を構築していたが、資源を巻き上げ尽くすと貿易が打ち切られるので再度条件を緩和して貿易設定をせねばならず、これが正直面倒だった。
HoI4では、装備の生産に必要となる資源を輸入したい場合には、自国の民間工場 Civilian Factory の生産余力を輸出向けに割り当てる仕様となっているようだ。
オランダに交易を申し入れたが、ポーズ中は反映されないらしく、警告はまだ残っている。なお民間工場の能力が余っているようなので、使いみちを考えないといけない。
研究 research の枠を埋めて警告を消す
日本の研究枠は4つしかない。研究の考え方や研究の種類は HoI2 と大差ない。
早すぎる研究には、余計に日数がかかるという仕様も健在のようだ。
日本の場合、序盤の相手は中国であり、しばらく海軍・空軍の技術を強化する必要はない。まずは、産業 Industry や研究 Research の強化を図る。
まずは基本工作機械 Basic Machine Tools
生産性上限が上がるとのこと。HoI2 でいうとIC増加に相当するものだろうか。
電子機械工学 Electronics Mechanical Engineering
研究開発の速度が上がる。鉄板だ。
戦間期砲兵 Interwar Artillery
現在のモデルは、九五式野砲 Type 95 のようだ。
対空砲、対戦車砲は中国戦線では要らないが、砲兵はいるだろう。
九一式十糎榴弾砲への通過点として、戦間期型の砲兵を研究しないといけないようなので開発しておく。
山岳歩兵 Mountaineers
これも丘陵 hills と山岳 mountain が多い中国戦線では必須だろう。
HoI2 では山岳に籠る中国共産党を袋叩きにするのに活躍していた。
この4つで研究枠は埋まり、警告がまた1つ消えた。
国策 National Focus (NF) の警告を消す
追放すれば、史実で採用された南下戦略となる。
だいぶ先の方ではあるが、対米戦を想定して海軍ドクトリンの開発が2倍速になったり、インドシナ進駐などが発動するらしい。
皇道派を支持すれば、2.26事件が発生した後、対ソ戦準備となるようだ。
しかし今のところは、満州併合路線 The Manchurian Project でいいような気がする。
満州が併合され、資源も増えるようなので。
選択したら、警告がまた1つ消えた。
なお後から調べると、満州ツリーを選ぶ奴なんぞはほぼ居なかった・・・
事件と決定 Events and Decisions の警告を消す
政治力が貯まっていないので、今のところできるのは内蒙古・満州への対外干渉 Foreign Influence の2つだけのようだ。
効果のほどは不明だが満州の軍を訓練してくれるらしいので一旦選んでみた。内蒙古の方には軍がいないので、警告をストップする設定をしてみた。
いちおうこれで警告は消えた。
しかしよく考えると、訓練されるのは満州の軍であり、満州にいる関東軍(日本軍)ではなかったようなので、両方とも警告を消すだけで良かったと思った。政治力がもったい無い。
割り当てられていない師団 Unassigned divisions の警告を消す
この警告をクリックすると、割り当てられていない師団を1個ずつ巡回するのだが、クリックし続けても全然一周しない。
おかしいなと思って陸軍の一覧で確認したところ、開始時点では60個ばかりある全ての師団が未割り当てだった。
Commander - Hearts of Iron 4 Wiki で調べたところ、
- 将軍 General が効率を落とさずに指揮できる師団数は24個
- 塹壕で守備中 Garrison Area の場合には3倍の72個
とのことだったので、まずは満州駐在の関東軍を全部まとめて1つの軍にすることにした。シフトキーを押しながら師団をクリックするか、マウスドラッグで範囲選択すればまとめて選ぶことはできた。
ここで軍集団を作成 New Army Group しようとしたのだが・・・作成できない。
どうやら軍 Army を先に作成しないといけないらしい。
指揮官の割り当ては後回しにして、まずは満州戦域 Manchukuo Theater と名前を付けた。範囲選択して地域防御 Area Defense することができるのは何かカッコイイ。
この後、軍と軍集団へ指揮官を割り当て。
いま作った満州戦域(関東軍)司令官に山下を割り当てた。続けて軍集団も作成した。
ここには元帥の司令官を割り当てないといけないようだったので、寺内を割り当てた。
いろいろいじって、満州、日本本土、太平洋島嶼の3つの戦域 Theater を作ったが、元帥は2名しかいないようなので、日本本土は軍集団はあるが指揮官は無しとなった。
ここで軍集団といっているものは国によって表現は異なるものかと思う。
時代遅れの装備が生産されている Outdated equipment in producition という警告を消す
海中型潜水艦 Kaichu Class が生産されているせいらしい。
もうすぐ完成しそうなので、中断するほどではない。警告を右クリックして消した。これって、この艦が完成したら再び警告は出るのだろうか。
しかし、そもそも伊73は海大型 Kaidai Class ではなかったか・・・?
訓練中の師団がいないという警告を消す
適当な歩兵師団をキューに入れたが、装備がないので訓練はできないとのこと。
まあ警告は消えたようだが。
軍事工場に空き Free Military Factories の警告を消す
軍需品 military equipment を生産するのに使える軍需工場がまだ残っているとのこと。
- 軍需工場 Military Factories は14か所あるが、7か所しか割り当てられていない。
少し下に内訳があり、歩兵や砲兵で5工場、戦車はゼロ、航空は2らしい。 - 船渠 Dockyards も同数あるが、こちらは残りは1か所だけのようだ。
九四式六輪自動貨車 Type 94 の生産がされてなかったので、1つ生産キューに入れておく。
九四式軽装甲車 Type 94 も生産されてなかったので、1つ生産キューに入れておく。
車高が搭乗員の背丈より低い?もしかして、これって一人乗り?
まだ余っているので、航空機を全種類、生産するようにしてみた。
キューに入れることはできたのだが、資源不足で生産効率が落ちているとのこと。
最初に消した資源不足の警告が復活してしまったので、不足資源のアルミニウムをフランスから輸入することにした。
ポーズ解除して1時間進めると資源不足の警告は消えた。
それにしても工場1つにつき、1年間に5~6機しか生産できないんだね…
生産効率の上限 Production Efficiency Cap の意味が分かったような気がする
プレイ開始時点で生産キューに入っていた装備品では、生産効率のバーが緑色なのだが、さきほど新たに追加した航空機たちの生産効率のバーはほとんど赤色になっていることに気付いた。
先ほど追加した九六式陸上攻撃機 G3M Rikko のツールチップの表示内容を見てみると、
- 生産効率が現在10.01%
- 毎日0.223%ずつ上昇
- 生産効率の上限は50.05%
という表示がされているので、現在の1年5~6機の生産ペースは、軍需工場の潜在能力の10%を使っているだけの状態のようだ。
確か HoI2 では、同じユニットを連続生産すると生産性が向上して1個あたりコストが劇的に下がったりしていたので、多分それと同じだろう。
船渠 Dock 未使用の警告を消す
なぜか戦後に完成予定wとなっている金剛型 Kongo Class 戦艦 。
こんな生産計画した奴誰だ、出てこいw
余っていた船渠を1個追加して、生産を加速させてみたが完成時期は微妙だ。
時代遅れの海中型の生産が終わったら、もう1個こちらに回そう。
果たして海軍、しかも戦艦が必要かという点についてだが・・・
あたりを読むと航空機が最強。水上艦艇はもとより潜水艦すら、全て航空機の好餌になっていたらしい。つまりは本当のところは海軍は要らない子ということなのだが、生産キューに入っている奴くらいは完成させておく。
護衛艦もヘッジホッグと水上レーダー搭載した新型は、役には立ってはいたらしいので、そのうち作るかもしれない。後は輸送船、潜水艦くらいかな。作るとしたら。
民需工場の空きの警告を消す
消費財 Cosumer Godds に9、不足資源の輸入 Traded Goods に5の割り当てがされているので余りは9。富国強兵のため、新たな民需工場を追加することにした。
地図上で東海地方 Tokai を選択して、民需工場を建設。
しかし割り当てられる最大値15に対して、国力不足で9しか割けない。
もっと工場を増やして、最大効率が発揮できる15にはしたいところだ。
さきほど大量に追加した航空機の生産を止めて、アルミニウムの輸入に充てた民需工場2個の余力は回収して加速するという案でもよかったかもしれない。
アメリカからの原油輸入を取り消す
原油は輸入しなくても、別段赤字ではないのだが何故かアメリカから輸入される設定となっており、民需工場1つが無駄になっている。輸入を取り消す。
まあ海軍の猛訓練とかやれば、たちまち原油は払底するのだが、特に何もしなければ在庫満タン Full 状態なので民需工場を空けてやったほうが得。
全ての警告が消えたので、ポーズ解除して最高速で早回し
HoI2 では、ひたすら全世界の国々に貿易をもちかけ、貿易条件を見直し続けるマイクロマネジメントをしていたが、HoI4 では何もしなくてよい(マイクロマネジメントの動機が根絶されているのでやりようがない)のは気持ち的に楽でいい。
開戦までの準備は最高速で早回し、戦闘も作戦立案と自動解決という感じで簡略化されているので、色々試せる戦略級としては良いシステムになったのではないか。