Hearts of Iron (HoI4) 武器の鹵獲数を増やすために中国軍をあえて殲滅はしない…
歩兵装備の生産が間に合わない上に、占領地の治安維持で歩兵武器が次々と喪失するので、以下のように対策をした。
治安維持で歩兵武器が次々と喪失することについての対策
- 留守番や戦線の穴埋め用にしか使わない駐屯地師団 Chuton-chi Shidan を冷遇するように設定する。
駐屯部隊への補充優先度を最高にする予定なので、駐屯地師団は駐屯部隊以外の種別(史実師団名グループ)に変更する。例えば通常の歩兵部隊 Infantry Unit に変更する。補充優先度は最低(赤の羽根矢印3本)のままにしておく。
装備として新型装備を使わせないように設定する(銃剣付きの歩兵銃のみにチェック)。
- 最前線で戦う海兵師団 Marine Division・常備歩兵師団・空挺師団・独立混成旅団などには、装備として新型装備しか使わせないように設定する。
- 師団編成改正で、治安維持にあたらせる騎兵師団 Kihei Shidan の種別(史実師団名グループ)を駐屯部隊 Garrison Unit に変更する。徴兵と配備で、駐屯部隊への武器供給の優先度を高に設定する。
他国からの鹵獲で不足を埋め合わせる対策
初手オランダ、スウェーデンで両国の比較的新しい兵器を没収し、その後、中国から旧式兵器も含めて接収する。
オランダからの鹵獲
包囲殲滅する機会すらもなく、さっさと降服した。歩兵装備 3.7K。
スウェーデンからの鹵獲
包囲殲滅する機会はあったが、あえて殲滅はせず、VPのみ全て確保して降服させた。歩兵装備 2.7K。
支那からの鹵獲
戦闘では整備兵付きの師団で高々5%しか鹵獲できないが、終戦時には備蓄装備の50%鹵獲できるようなので、中国軍についても包囲はするけれど殲滅はしない方針で日中戦争を進めてみた。
備蓄装備の定義に、すでに実戦配備されている歩兵のぶんが含まれているかどうかは分からないが、今後比較するために試しに包囲したまま生殺しにしてみた。
中華民国以外が先に降服し、中華民国との戦争も終盤に差し掛かっているが、中華民国軍はかなり残っている。
広西軍閥からの鹵獲
これより前に広西軍閥が先に降伏したが、その時は 2K 弱の歩兵装備を鹵獲した。
中華民国からの鹵獲
数か月後に中華民国が降服したが、14K 強の歩兵装備を鹵獲できた。
但し、以前のプレイ(こまめに包囲殲滅)で鹵獲した数を覚えていないので、多いのかどうか分からない。
包囲殲滅パターンで試した方、コメントとかで鹵獲数を教えてください。
史実では第6師団が南京に着くまでの間に27万丁もの小銃を鹵獲したらしいが、それと比べると格段に見劣りする。
備蓄装備とは何を指すのか?
備蓄装備は、以下のどちらのことなのか?
- 軍需工場で生産されたが実戦配備されていない兵器の死蔵在庫
- 部隊に実戦配備済みの兵器
日中戦争の鹵獲の結果 13.2 Kから推定すると、後者ではないかと思う。
中国軍が70個師団、各師団あたり歩兵装備400丁だとすると全体で28K、その半数が14Kとなる。
中国の軍需工場は開戦後、3カ月以内にあらかた占領しているので生産されて未配備の死蔵在庫が28Kあるとは考えにくい。
スウェーデン戦争で検証してみたところ、できるだけスウェーデン軍を包囲殲滅した場合には鹵獲1.0K、全く包囲殲滅しなかった場合には鹵獲2.4Kだったので符合する。
ベルギーからの鹵獲
1937年冬の時点のベルギーからは20K を鹵獲した。何でこんなに持っているのだろう。
中華民国よりも師団数は少ないが、鹵獲の実入りはこちらのほうがよい。
歩兵装備の生産にはプレイ開始時点から最大の軍需工場を割り当てていたので、この時点で、歩兵装備の備蓄が40Kくらいになった。余裕が出てきたので、いままで干していた駐屯地師団の補充優先度を上げたら、30個師団全て満タンになった。
その一方で砲兵は5Kくらい不足になったので、歩兵銃がこれだけ鹵獲できることを前提とするなら、歩兵装備の生産よりも砲兵の生産に割り当てたほうが妥当だったようだ。
フランスからの鹵獲
1938年春の時点のフランスからは、26K を鹵獲した。ベルギーより少ないぞ?
ドイツ、イタリアも参戦していたので、山分けされたのかもしれない。
鹵獲目的で整備兵はいらない
包囲殲滅戦で自らの武装を失いながら、5%しか捕獲できないので、整備兵はいらないという結論に達した。
しかし包囲脱出しようとする中国軍からは、とれるだけとりたいので、次のプレイでは、以下のように試そうと思う。
- 最初から軽戦車が3個大隊も含まれている独立混成師団
- 大量にトラックを含む自動車歩兵師団(日中戦争まで増産している)
には、信頼性向上も兼ねて整備兵をつける。
- 包囲した後、脱出しようと中華民国軍が攻勢をかけてきているところの受けに独立混成師団を使う
自軍が装甲部隊で防衛の場合には、自軍の装備損失はほとんど無いし、延々と仕掛けてくる分、整備兵による鹵獲もチリツモで効果があるかも。
また、今回は装甲師団1個しか潰せなかった(T26を数両鹵獲)が、ソビエトから派遣されている義勇兵については、降服時に鹵獲対象とならないはずなので、早めに(できれば平地で)包囲するなど工夫してもっとたくさん潰す。