調べながらやるストラテジー&RPG

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TWWH2 重ね掛け overcast と行使失敗 miscast

この重ね掛け(オーバーキャスト)overcast と行使失敗(ミスキャスト)miscast は、よく意味が分からないゲーム機構の代表例の一つ。

ほとんどの魔法の呪文は、呪文の技能を2~3レベルに上げることができ、呪文の効果が増大する重ね掛け overcast をすることができ、その一方で行使失敗 miscast のリスクも増えるが、ツールチップを見ても意味が分からないという人が続出した。

呪文の技能のボタンのどの辺をクリックするかによって、表示が微妙に変わる。

例えばレベル2に上げた Doom & Darkness の2つの黄色い丸のうち、上の方の丸をクリックすると

  • 下半分にはレベル2、重ね掛け版(格上げ版、Upgraded)の効果が分割表示
  • レベル1、つまり通常版の効果がツールチップの上半分に分割表示
    しかし箇条書きをよく見ると、重ね掛け呪文としてレベル2(格上げ版 Upgraded)の名称も2行目に表示されていたり

している。

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レベル1の丸をクリックすると、重ね掛けなし(通常)の効果を表示

一方で下の方の丸をクリックすると

  • 下半分にはレベル2、重ね掛け版(格上げ版、Upgraded)の効果が分割表示
  • ツールチップの上半分には、たぶんレベル2の効果が分割表示
    しかし箇条書きをよく見ると、レベル1(格上げ Upgraded 無し)に対する効果も混ぜこぜで表示されていたり

している。

f:id:tombi-aburage:20211008070206j:plain

レベル2の丸をクリックすると、重ね掛け時の効果を表示

相互に排他的に記述するか、レベル2の表示の方に全てを記述するかしてあるなら、多少は分かりやすいのだが、わざわざ両方に中途半端に効果が記述されているので、却ってよく分からないツールチップになっている。

重ね掛け呪文と行使失敗 Overcast spells miscast

以下のWikiに記事がある。

totalwarwarhammer.fandom.com

幾つかの呪文は重ね掛けすることができ、効果が増大したり、変わったりする。

重ね掛けすると魔法の風 winds of magic がさらに消費され、行使失敗 miscast により呪文の行使者がダメージを喰らう自爆のリスクもあるが、呪文は重ね掛けされた効果で行使される。キャラクター技能 skills やアイテム items の中には、この行使失敗のリスクを低減するものがある。

行使失敗によるダメージは、

  • 基本自爆ダメージ 288
  • 装甲貫通ダメージ 300

となっている。

行使失敗ダメージは魔法のダメージであり、行使者の魔法抵抗 magic resistance や回避救済 ward save により低減される。

重ね掛けできる呪文には、戦闘画面 battle UI のボタンの上に、小さな二重矢印が表示される。重ね掛けするには、呪文の行使/目標設定の前にボタン(アイコン)をダブルクリックする。

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上記のように Wiki に書かれているが、そんでもやっぱり分からない人や、そんなリスクに見合う効果は無いのではないかと思っている人が続出しており、以下のような記事がある。

www.reddit.com

  • このゲームの魔法の説明文はクソであり、さっぱり分からない。
    ツールチップでは重ね掛けや行使失敗の概念や影響の解説は表示されない。
    呪文の効果の説明文も、RPGに慣れた人しか分からないかもしれない。
    実際に使ってみるかヘルプの動画を見て、やっと何となくどういう効果の呪文か分かる。
  • 重ね掛けしたところで、若干射程 range が伸びる位なので、自分は使わない。
    射程げ伸びたとしても依然砲兵や弓兵の射程より短い場合が多く、直接砲兵・弓兵を攻撃できる機会は少ない。とすると、引き付けてから撃っても同じことだ。
  • デバフの効果が激増する、持続時間 duration が増えるなども有益だが、射程が増えるだけのものはイマイチ。
  • もともと単一目標 single target だが重ね掛けすれば範囲目標 area of effects に変わる呪文では有益。
  • 戦闘画面でレベルを上げて重ね掛け可能にした呪文を選び、ボタンを一度クリックすると少しボタンが光り、もう一回クリックすると更に明るくなって重ね掛けになる。
    つまり意識的に2回クリックした場合のみ重ね掛けとなり、そうしなければ、たとえ技能はレベル2であっても、通常の効果の方で行使されるだけになる。
  • 重ね掛けが行使失敗になった場合でも呪文自体は行使される。視界から外れたなど別の理由で呪文が発動にならない場合はありうるが、それば重ね掛けとは別問題。
  • 呪文の技能に3点まで割り振れる場合、2点めを振ると重ね掛けを意味する「格上げ版」"upgraded" という形容付きの呪文となる。呪文のクールダウン時間 CD -30% と書かれている場合、重ね掛けしない場合でも、クールダウン時間やマナコスト Winds of Magic はその分だけ節約される。3点めを振ると、通常版と格上げ版の魔法コスト低減の他に、重ね掛けリスクも低減することが多い。
    …ということをツールチップの表示から読み取れと?
  • ランク5未満のダークエルフでは殺人狂モード?を発動するので便利
    よく意味分からん…ランク5に特別な意味があったっけ?