Dominions 5 の発売に伴って Dominions 4 : Thrones of Ascension が安価に入手できるようになっいてたので入手しておいた。
前作の Dominions 3 からゲーム内容に変更はなく、相変わらず世界で最強の神になるべく戦うという点は同じ。
ただし勝利条件が敵全滅ではなく、マップ各地に散在する昇天の玉座 Thrones of Ascension の確保になっているので多少は楽になった。
魔族の地 ランカ Lanka, Land of Demons
Dominions 3 のときは典型的な人間系派閥の1つである Ulm ばかりやっていたが、武装強化した歩兵で力攻めの展開にしかならなかったので、今回は違う系統の派閥を試している。いま試しているのは Lanka という魔族系の派閥。
- 森に棲んでいた猿の軍団を飼いならしたラクシャーサ Rakshasa を筆頭とする魔族の軍団
- 血魔法 blood magic 大好き、したがって秩序 Order ではなく混乱 Turmoil 寄りが望ましい
血魔法行使の前提となる血の奴隷 Blood Slave の数が増える
- 軍の大半は猿、魔族、アンデッドであり、熱いところが好き
- 魔法は空 Air、血 Blood、死 Death、自然 Nature
まずは神
プレイの都度作ることもできるが、大抵の場合は同じ設定で作ることが多いので、プレイ開始前にゲーム・ツール Game Tools で神を予め作成しておき、保存しておくのが簡便でよい。
- 火には弱く Susceptible to Fire
- 飯は食わない Need not Eat にもかかわらず、なぜか大食い Gluttony (?)
- 隠れんぼ上手 Stealthy で、影武者(分身) Glamour、暗視 Darkvision 持ち
- 森でのサバイバル Forest Survival が得意な魔族 Demons
魔法その他の設定
おそらくは聖別 Sacrid ユニットが多いからだと思うが。
- E9N9 だと、聖別ユニットの防御が上がり疲労 Fatique もほぼゼロになる。
その上、リジェネレーション Regeneration で毎ターン回復するため長期間戦い続けられる - D9N9 だと、 リジェネレーションと不滅 Undying の組み合わせにより、実質HPが上がるため戦死をかなり回避できる
- A4もつけると、魔法抵抗力が増えるので滅殺 Banishment への抵抗力があがる
- 血の奴隷を収集する都合上、混沌 Turmoil に全振り T3 は確定
- ネットで見ていると召喚が多いため、資源ネックにはならないらしいので Sloth に全振り S3
- 宝石と資金の臨時収入を期待して Luck に1ポイント L1
最大マップ、最大数で開始
以前のプレイで、魔術師と僧侶5名が待ち受ける州に攻め込んだときは、指揮官含めてほぼ全員死んだ。
ご近所捜索
各カーストのユニットの特徴
- マルカタは、攻撃力が低すぎて使いづらい。
- アタビは、攻撃力は低めだがバンダルの半額以下なので、中立軍相手には使える。
- 大型ユニットを持つ敵派閥と戦うさいには、バンダルかラクシャサでないと厳しい。
ダブル祝福の場合、ラクシャサ(魔族)で最上位のパランカシャ Palankasha が結局一番良い
指揮官 Commanders
指揮 Leadership の能力は通常ユニット Normal Unit の数値なので、右クリックして確認する必要がある。
ラクシャシ Rakshasi
空魔法 Air Magic、死 Death、自然 Nature、血 Blood、聖 Priest の土地を探索できる。
プラス2ポイントは、どれかの魔法のレベル加算に使われる。空3、死3、血3などもたまに出る。
カラ・ムクハ Kala-Mukha
戦闘に勝った後には、戦場に死体 Corpus が転がっているので、次のターンから16体ずつアンデッドを蘇生 Reanimate させて戦力を補充する。
アンデッドは退くことを知らない士気50なので、最前線に並べて肉弾として使う。
ヨギニ Yogini
魔法においても他に優秀な指揮官は多いので、指揮能力10しかないコイツを戦闘に出すことはないだろう。
他の戦闘指揮官
あくまでも主戦力は魔族とアンデッドなので。
召喚できる魔族の指揮官
部隊 Units
- 召喚 Conjuration レベル2のガナ Gana は序盤のおすすめ。
イセリアルなので魔法攻撃のない敵や分身(影武者)持ち Glamour へのある程度の防壁になる。 - 中盤以降は、血魔法のレベルを上げてより強力なのを呼ぶ。
- 大抵の魔族は聖別 Sacrid かつ混沌 Chaos 持ちであり、自国外の土地では弱くなる。
しかしランカでは調達がしやすく、士気50なので戦場で逃げることもない。
負け戦では殿を務めて大抵全滅することになるだろう。おかげで後方の指揮官や他の部隊はほとんど助かるのだが。
アンデットとは違って足はかなり速いので、本軍が到着するまで騎兵や象に噛みつかせておく、かませ犬としても便利。
これはパラシュート降下に相当するもので、味方領土との接続が無い敵地を狙って失敗した場合には退却できず全滅する。
儀式魔法 Ritural なので陸軍の移動より先に発動するため、地上軍の攻勢と同期したパラシュート降下はできない。
よって最前線の味方領地への手っ取り早い空軍戦力補充として防御的に使うと便利だろう。
ただし所詮は動物であり攻撃力もまるで無いので、かませ犬以上のものではない。