調べながらやるストラテジー&RPG

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CIV6 シヴィライゼーション6の初期立地条件をCIV1~4と対比しつつ分析

とりあえず数回やってみたところで、蛮族対策は何とかするとしても、やっぱり初期立地が肝心だということになった。

tombi-aburage.hatenablog.com

最もやりこんだCIV4と比べてCIV6では、かなり感覚が違っていたので、ここに記す。

なんとなく、ダメな初期配置のパターンを思い出してきた。

CIV1~4までの記憶が蘇ってきた。CIV5は記憶にない。

ほとんどのプレイで、神立地を求めてリセマラしたり、場合によっては数ターンにわたって放浪していたことを思い出した。

これらはシリーズ共通だと思うが、以下のような立地はダメである。

  • 北極と南極が見えているところはダメ
  • 生産力追加資源なしのオールグリーン(草原)はダメ
    海側は資源豊富だが、陸側には2つしかなく、ベース地形が草原のため生産力が弱いケース。川と海はいいんだけど。森林のトッピングさえあれば違ったのだが…

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    草地のみなので生産力が無い

    上記の地形は、丘に鉱山を作れば生産力は上げられるが、周りが全て平地だと打つ手がない。コメどころで食料だけは多いが、生産力がほぼ無いような場所は避けるべき。

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    ベタ平地だと打つ手がない

     

  • 単なる平原もダメ
    平原は資源があれば何とかなるが、なければ無価値

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    平原でも小麦があればギリギリセーフ
  • 周りが禿げ山(森林の無い丘陵)だらけはダメ
    ひと手間かけて、やっと使える地形になる、そのひと手間がかけられない

  • 周囲が海・砂漠・熱帯雨林だらけはダメ
    都市を建てる場所だけは自動伐採されるので、どんな地形でもOKだが、周辺が熱帯雨林だとキツイ。せめてバナナが大量に欲しい

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    熱帯雨林だらけでバナナしかない

     

  • 淡水無しや狭い島もダメ

いやぁ、えり好み激しいっスね。

では、望ましい初期立地とは何なのか?

首都の出力は食料2、生産1が保障されるので、周辺の土地についての最低要件を整理してみた。

  • 住居の上限を高めるため、淡水(川、湖)の隣、または沿岸であること
  • 開始直後の食料・生産力を確保するため、隣接する6タイルの中に食料、生産の合計出力が4以上のタイルが2つ以上はあること
    労働者を出すまでに時間がかかるので、改善なしでしのぐ必要あり。
    高出力の平原+丘+森のタイル(食料2、生産2)がベスト。
  • 都市の人口6までの食料・生産力を最大化できるよう、2マス以内のタイルに食料、生産の合計出力が4以上のタイルが5つ以上あること
    そのうち3つは労働者による地形改善を行った後に合計出力4以上で良く、2つは地形改善なしでも合計出力4以上が望ましい。

人口6までは最高の効率で回せるようにしておかないと、古代の帝国のブースト条件が発動せずに困ることになるため、上記のような要件としている。

www.civilopedia.net

やや食料は不足気味だが、森林があるおかけで生産力が高い。

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せめてこれくらいの出力は欲しい

神立地を求めて放浪すべきか?

CIV1~CIV4までは、移動力が端数繰り上げだったので、ユニットの移動が早かった。
例えば平地を1マス移動してから、熱帯雨林に入るといった移動と探索が可能だった。

原住民の村も、ほぼ一定の間隔とパターン(斜め格子状)で配置されていたので、次の村の場所を予測することが簡単だった。そのため首都立地前に3つ位、村を訪問できることも多かった。

CIV1、2では、首都立地前に獲得したユニットの維持費は何故かタダで、しかも鉄器前提の戦士なども運が良ければ出たので、三國志2の劉備並みに10ターンくらい放浪して、他文明に幅寄せしてから起業することもあった。

また資源の種類も少なく、あるところには沢山あるが、無い所には無いという偏りが多く、必ずしも出現場所の近辺がベストということもなかった。

しかしCIV6では、

  • 移動力は端数切り捨てとなっており、移動と探索が遅くなった
    前作までと比べて、凡そ半分になったと考えてよい
  • CIV5から都市国家が導入されたので、良い土地だとしても自分のものにできない
  • 資源の種類がボーナス・高級・戦略などと増えており、出現数も多い。基本的にどこにでも、何らかの資源はある感じになった
    どこに建てようと、2マス以内に何かはあるだろう
  • 原住民の村によるボーナスの多くは、都市の存在を前提とするものになった。
    人口が1増える、労働者が貰えるなどが出やすいので、さっさと首都立地しないと勿体ない

といった傾向があるため、見えている範囲内で立地すべきであり、放浪はすべきではない。

労働者による首都の地形改善はどの程度行うべきか?

CIV6では、労働者は地形改善を3回行ったら消滅するという使い捨て仕様になった。

首都近郊では、労働者による改善を3か所行って、なるべく色んな技術のブースト条件を解除するようにプレイすることが望ましい。

なお序盤は、都市の成長速度に合わせて地形改善をすることになるので、成長を待っている間、労働者はやることがないという場面が時々ある。

  • 原住民の村で、いきなり労働者をもらった場合とか、
  • 金が余っていたので改善箇所は1か所しかないのに労働者を買っちゃった場合

など。

そのような場合には、地形改善を2回行った後にでも、遠地探索に回すとよい。

陸上は何かと危険が多いので、漁船にして沿岸航海をするのが比較的安全だ。
他の大陸にある都市国家を発見したりすれば、代表団ボーナス稼ぎにもなる。