2年間ほど放置していたところ、すっかり日本語化されていた。
すっかり日本語化された
メニュー画面から、もう日本語となっている。
マウスオーバーしない限り、もしくはマウスオーバーしたとしても、ゲーム中での意味が容易には分からない設定の名称も、全て日本語化されている。
バージョンもいつの間にやら Gemini v3.8.4
2年前はバージョン 3.0 だった。
マイナー・バージョンアップが8回ほどあったようだ。
プレイ開始
開始すると、国際地球連合 United Nations of Earth の統治者 Ruler として開始する。時は23世紀(2200/1/1)。日本語になっている以外に 3.0 と違いはない。
宇宙ゲーの鉄則として、まずは人類 Human という種 species に適した惑星の気候をチェックしておく。
- 大陸性 Continental が最も好都合(+80%)
- 海洋性 Ocean、熱帯性 Tropical が次善(+60%)
のようだ。普通だな。
オンライン・アドバイザ登場
起動直後にロボ・アドバイザから、チュートリアルをどのレベルにするかを訊かれた。萌え要素はかけらもない、ただの武骨な一つ目親父ロボットだ。
アドバイザーが不要の場合、スクラップにして鉱石2個に変換できるが、(ヒントのみ)とした。
太陽系からスタート
何ら意外ではないが地球 Earth が本拠地であり、ソル(太陽系)を支配した状態から始まっている。
周りの星系がどうなっているのか確認する
星系名(ソル)の右側にある、赤っぽいアイコンを押すと銀河地図が表示される。
残念ながら、渦巻銀河の一番外側に位置しているようだ。
マウスホイールを回して、近隣の星系名や本拠地の概要が見える程度の詳細度に表示を調整する。
隣の星系にシリウスがあり、大きさ19の潜在的居住可能 habitable の惑星が1つはあるので、端っことはいえ、詰んでいるとまではいえない。
所有船舶を確認しておく
第一艦隊
ソル星系に表示されている3つの緑色の船舶アイコンをクリック。
まず左端のアイコンは無用の長物、第1艦隊。コルベット3隻からなる。
敵にも宇宙生物にも出会っておらず、未探索の星系には移動すらできない(してもすることない)ので、開始直後に艦隊がやるべきことはない。
この艦隊の提督に割り当てられているトレヴァー・傲慢とやらは専門が国防大臣、前職は一等操縦士だそうだ。バージョン3.0では、提督はもっと提督らしい技能を持った奴を割り当てるか、もしくは誰も割り当てていなかった気がする。意味が分からない。
調べてみると、国防大臣 Minister of Defense という帝国全体に任命できる顧問の任についているトレヴァーが、同時に第1艦隊にも割り当てられていて、艦隊も指揮しているということらしい。
国務大臣と艦隊司令官の兼務なんて普通は無理だろう。分かりにくい...
調査船
中央のアイコンは調査船。
彼モハメドもまた、帝国の顧問官として研究部門部長を務めながら、同時に外宇宙の探索にも向かおうとするマルチ人材。なんてブラックなんだ国際地球連合...
いちおう調査船に適合したスキルを持っているので、船長を務めるのが適任だろう。
もちろんすぐに外宇宙探索に向かっていただく。
建設船
右端のアイコンは建設船。ルビコン級のヨルダン号らしい。
まずはソル星系内での建設作業に回っていただき、その後、シリウス星系に進出していただく。
星系を調査
調査船を選択し、シリウス星系を右クリックすると資源調査 Survey System というメニューが出たので選択する。
資源探査が終わるまでは、星系内の恒星・惑星の詳細は分からないが、居住可能な惑星の有無と、その惑星の種類は予め分かっている。
居住可能な惑星が無い場合や、居住可能であっても適合度が低かった場合には、資源調査を行わず、その先の星系を探索 explore system するなど、適合度の高い惑星探しを優先した方が良い場合もある。
建設を指示
建設船を選び、右クリックメニューから建設指示を出す。
採掘基地は鉱石が足らないようなので研究基地しか作れない。
星系内のどこにいるのか分からない場合には、視点の移動をするか、
アウトライナーから選択すれば、センタリングされ、強調表示される。
建設指示すると、どこそこで何々を建造中:何%といった進捗率が表示される。
なお星系内の未開発資源がどれだけあるかは、銀河地図上で星系をクリックすると、白い数字で開発残が表示される(緑の数値は開発済み)。
白い数字が無くなったら、子の星系で建設船がやることはもうないので、別の星系に向かわせる。
- 居住可能な惑星のある星系(次の拠点)
- 居住可能な惑星のある星系に到達するための通り道となる星系(道路)
- 居住可能な惑星はないが、やたら沢山惑星のある星系(資源狙い)
研究開発
物理学、社会学、工学の3種類がある。
社会学で惑星統一が選択できる場合には、選択するとよい。
序盤は下図のような軍事技術はほぼ要らないので、民生技術を選ぶ。
バージョン 3.0あたりまでは、それぞれの技術領域ごとに研究開発を行うリーダを割り当てることができたのだが、3.8.4 では全体で1名(研究部門部長)しか割り当てられないようになったらしい。
政府の評議会
帝国全体にバフ・デバフをかける評議会の評議員(閣僚・顧問)が3名いる。
これもバージョン 3.0 にはいなかったと思う。
政府の政策と布告の発令もできる。但し必要かどうかはよく考えたほうがよい。
どちらもいらないな。でも布告資金として最初から15が配給されているので、どちらか片方は発動しておいても損はしない。
(難易度が低い場合など)資金がだぶついている場合には、資金のみで発動できる布告を発動しておくのもよい。いつでも取り消せる。
この評議会、まだ仕様が練られていないのか、発動のタイミングや期間がとてもわかりづらい。
二隻目の調査船を建造する
宇宙基地の4つのタブの右端が造船所(造船基地)のタブとなっている。
調査船は1隻では足りず、3隻だと多いといった感じなので1隻だけ造る。
惑星の地表の区域に合金工場を建設
惑星(地球)の地表にも建物を建てられる。資源が貯まった後の話だが。
まずは地球を選択する。
建造物は2つ建設できる。資源があればだが。
合金はすぐに足りなくなるので、鉱石400が貯まったら、空いている工業区域に建設する。バージョン 3.0 では合金工場を複数建てることができたはずだが、3.8.4 では合金工場を2つ建てることはできないらしい。研究所でも建てるか。
ポーズ解除
しばらく経つと、シリウス星系の資源探査が完了する。
ヒマになった建設船を送り込み、国境を拡張すると植民できるようになる。
植民船を造船所で建造して植民する。
調査船での探索は黙々と行う。
自国の第一種族にとっては住みにくい居住可能惑星を見つけた場合には、移民条約を締結すれば、他国の種族を入植させることができる。
気候は合わないがバカでかい惑星、特殊な補正のついた惑星などの場合、他種族を住まわせて経済力を上げることは悪い考えではない。すでに居住している惑星の人口を迅速に増やしたい場合、ロボット技術を開発し、ロボット工場を建てるのもよい。
ときどき統合力が貯まったら伝統の獲得を行う。
交易価値を産出する星系に行き当たったら、星系基地をアップグレードして回収する。
版図を広げ過ぎて、帝国規模が100を超えた、または超えそうになった場合には、適切な伝統を取るか、属国に切り離すなどして対策する。
セクターやセクターに基づく属国を作成する場合、セクター首都から4星系までしか含められないので、どのように切り離すか考えておくこと。
帝国規模の対策については諸説あり、研究・伝統ペナルティを甘受しても、要所を抑えたほうがよい場合も多い。いつでも100に抑えこもうとするのではなく、隣国との境界ギリギリまでは拡張しておいて、埋まったら属国に分離して対処などでも間に合うだろう。
アノマリー捜索・イベントチェーンなどの流れは、2.2 と大きくは違わない。
評議会や諜報など 2.2 時点ではなかった要素については、Chat-GPT や Wiki で調査しながら進めていくと良い。