DLCは何も購入していないバニラ状態での初期設定は以下のように行う。
まずは全ての警告を消すところから。
研究枠が利用可能
4つの研究枠があるので、これらを埋める。
- 基本型工作機械 Basic Machine Tools
HoI では長期間、同じ装備 Equipment を生産し続けると生産性が次第に向上するのだが、生産効率上限に達すれば生産性の伸びはそこで止まる。
開始時点での生産効率上限は50%だが、これが10%増えて60%になれば生産量は1.2倍くらいになるので効果は大きい。 - 建築 Construction
序盤は、余った民需工場で別の工場を建て続けることで殖産興業に励むわけだが、この技術があれば、民需工場や軍需工場を建設する速度が幾らか速まる。 - 電子機械工学 Electronic Mechanical Engineering
研究速度が加速する。 - 三年式機関銃・十一年式迫撃砲
上記3つは定番だが、4つ目はお好みでよい。
この技術では、陸軍の防御と突破が向上する。直ちにエチオピア、スペイン内戦に義勇軍を派兵するので、少しでも戦闘力は上げておきたい。
未稼働の軍需工場・造船施設
これをクリックすると工場やインフラの建設画面に行くのだが、その前に生産ラインを見直したほうがよい。
いま何が本当に必要なのかは、兵站 Logistics 画面を見て確認すると分かる。
- 歩兵装備
- 支援装備
当面は、この2つだけである。
軍需工場では陸軍と陸海軍航空隊の装備、造船施設では海軍の装備を生産しているが、航空隊と海軍は、正直なところ序盤に強化する動機もない。より強力な新型が登場してから、それを生産すればよい。
また序盤は生産力自体(工場)の建て増し強化が優先となるので、資源輸入を伴うような生産品目は最低限に抑えたほうがよいだろう。
- 装備を生産すると、資源の所要量も当然増える。
- 資源小国の日本の場合、これは輸入が増えることを意味し、輸入が増えることは民需工場の空きが減ることを意味する。
- 民需工場の空きが減ることは、新たな工場を建設する速度が低下することを意味する。
航空機の生産を両方とも止める
九一式戦闘機と九七式艦攻を生産しても意味はない。
生産を止めればゴムの輸入が必要なくなるので止めてしまう。
野戦砲の生産は維持
野戦砲を一所懸命生産しているが、それを必要とする師団は1個もないw
正確には、たった2個しかない自動車化歩兵師団に12門ずつ配属されてはいるが、それだけだ。
しかし、そのうち師団編成を変えて砲兵を組み込むようになると、かなり大量に必要になるので生産は維持しておく。
歩兵装備、支援装備、野戦砲の生産例
アルミが余らないように支援装備を5工場にしたら多過ぎた。
2工場くらいで十分だろう。
造船施設の生産物を全面見直し
造船所を工場に変換できると嬉しいのだが、そういう方法はないらしいので、仕方なく生産は続けるが、輸送船と潜水艦以外は要らないだろう。
但し、すでに仕掛中の軍艦はせっかくなので完成させることにする。
- 余っている1つで輸送船の建造(無限)を優先度最低で始めておく
- 生産予定数が2のものは1にして増産は打ち止めとする
- 最優先となっている戦艦に造船施設を上限5個まで割り当てておく
仕掛中の軍艦が完成すると、こちらの建造に船渠が振り向けられる - 輸送船にも造船施設は上限の15個まで割り当てておく
鉄鋼が不足した場合には戦艦の出力を減らして輸送船に振るなど調整にも使う - 海大6型潜水艦の建造のうち片方は無限で維持しておく
旧式装備を生産中(海中型潜水艦)という警告は、右クリックで消しておく。
資源の不足
まず、アメリカからの原油の輸入を打ち切る。すでに石油備蓄は満杯なので無駄。
生産に必要なだけの鉄鋼を従属国の満洲から輸入する。従属国の場合、民需1工場で上限値いっぱいまで輸入できるらしい。
アルミも満洲から輸入できるが、今のところ間に合っているので輸入はしない。
資源不足の警告は、直ちには消えないがポーズ解除すれば消える。
未稼働の民需工場
インフラが最も高い関東から工場を建てていく。
関西・中国・東海などは最初からキューに入れておいてもいいだろう。
建てる工場は軍需が良いとされるが、自分は天邪鬼なので民需にしている。
編成中の師団なし
とりあえず歩兵師団でも練兵しておく。徴兵完了すれば義勇軍で派兵できる師団数が増えるので。
装備の配備優先度は最高にしておき、新兵訓練が止まらないようにしておく。
なお装備さえあれば、何個師団でも平行で訓練できるので、開始時点で存在する中途半端な部隊を解体して作り直しても大した影響はない。
ディシジョン選択可能
最初のプレイでは蒙古軍、満州軍の準軍事訓練をやってしまったが無駄だった。
今後は金輪際やらない予定なので、これらに対する警告の表示をオフにする。
割り当てられていない師団
この時点で本件、資源不足、国家方針以外の警告は消えているはずだ。
「割り当てられていない師団」表示はアイコン1個だが、実のところ陸軍全てが軍 Army に未割り当てであり、これら全てを何らかの軍に割り当てない限り表示は消えない。
守備連隊を軍に割り当て、猛訓練
守備連隊 Shubirentai と名付けられた歩兵師団(旅団規模)は練度2であり、装備も充足されていない。別にやることはないので、練度3になるまで訓練する。
まず南洋にいる守備連隊をマウス範囲選択で選び、練度3の師団(星1つの腕章マーク)はバツをクリックして外して残った練度2のものたちだけで軍を作る。
軍を作ったら、演習を指示する。
次に大陸と内地にいる師団を全て選択し、その中から練度3の師団と騎兵を外して守備連隊(守備連隊、警備隊、基地海兵団)のみの適当な軍を作り、演習を指令する。
千島列島にも1部隊いるので範囲選択のさい気を付けるように。
なお陸軍の訓練は、装備は消耗するが石油は一切減らない。
少しではあるが陸軍経験値ももらえる。
演習に将軍を割り当てる意味はなかった
守備連隊師団を1個ずつクリックして逐一将軍を割り当てながら演習を指令してみたこともあるが、結論からいうと意味はなかった。
もしかして演習中に何かイベントが発生したり、将軍の経験値が得られたりすることを期待していたが、訓練では将軍の経験値は得られないので、割り当てなくてもよい。
みんなの練兵場エチオピアへの義勇軍
ファシストは義勇兵を自由に派兵できるので、何か小規模な戦争が起こるたびに義勇軍を送ることになる。 師団編成の変更に必須となる貴重な陸軍経験値が稼げるし、ついでながら色々と操作の練習にもなる。
右上の地球儀「国際緊張の推移」をクリックして、「進行中の戦争」を参照すると、現在進行中の戦争が一覧で表示される。
現在はエチオピア戦争中だが、そのうちスペイン内戦も発生する。
もちろんこちらにも発生次第、派兵することになる。
それぞれ3個師団を派兵でき、派遣する師団の編成は問われない。
編成中の師団を徴兵完了すれば枠は少し増え、4個師団まで派兵できる。
ただし戦車、自動車化歩兵などは、損耗すると補充ができない(戦車・トラックは生産していない)ので、消去法的に歩兵師団を派兵することになる。
通常の戦闘であれば練度3以上の練度に上げることもできるので、練度3の常備師団を派兵するのがいいだろう。
ちょうど台湾に常備歩兵師団が3個いるので、これで軍を作って送ると丁度良い。
常備歩兵師団は他の歩兵師団と比べて明らかに強力なので、師団編成の画面でアイコンを変えておくのも分かりやすくてよいかもしれない。
陸軍経験値ゼロでも、アイコン変更や名称の変更(命名)は行える。
師団名を日本語に打ち換えるのもいいかもしれない。
なお派兵前に3個師団それぞれに将軍を割り当てても、派兵のとき1つにまとめられてしまうので、到着してから分割して割り当て直すのがよい。
なるべく低いスキルの歩兵士官(ヘルメットマーク)を3名を将軍として割り当て、師団2個の軍集団と師団1個の軍集団を作り、ヒマな元帥2名も参加させるとよい。
たまに派兵中に病気になる奴もいるが・・・死ぬことはないし、代わりは幾らでもいる。
なおエチオピア戦争と呼んでいるが、派兵する先はエチオピアではなく、イタリア側であることに注意。
ただし所詮エチオピアなので、日本が全力で支援するとあっさり終わってしまう。
よって師団長たちの経験値や師団の練度向上はあまり期待できないが、師団再編成に必要となる陸軍経験値を少し稼ぐことはできる。
騎兵を占領地に幾つか送る
中華民国・朝鮮・ミクロネシアの占領地で叛乱蜂起の気配が少しあるので、満州にいる騎兵師団を3つの軍に分割して送っておく。
ミクロネシアは海外の離島なので、手動の操作の場合、いったん軍港に移動させてからでないと移動させられないのが面倒くさい。そういう時には、目的地に対して軍の撤退線を設定するとよい。
余りを適当な単位で軍に仕立てる
ただ警告を消すためだけの操作だが・・・残りを適当な単位で軍にしていく。
普通に地図画面上でマウスドラッグ範囲選択で選ぶか、陸軍の一覧画面で「未割り当て」となっている師団をシフトキーを押しながら全てクリックするなど。
海軍の猛訓練
潜水艦の艦隊を中心に練度3まで演習する。なぜかというと
- 石油備蓄が満杯のままだと勿体ない
- 海軍経験値が少し稼げる
から。陸軍と同様、練度3になっても自動的に訓練終了してくれたりはしないようなので時々チェックする。潜水艦が終わったら駆逐艦、その他も訓練しておく。
海軍が終わったら航空隊を訓練してもよい。
航空隊の猛訓練
さきほど海軍の方が優先であると述べたが、何回かプレイしているうちに逆だと反省した。しばらく出番がない海軍の訓練よりも航空隊のほうが先だ。
航空隊の練度は、予備に戻してしまう(航空隊の機数ゼロにする)と練度1に戻ってしまうので厳重に注意すること。太平洋の嵐とは異なり、パイロットの練度が機体と別に管理されているわけではないようだ。
したがってパイロット訓練し終わった後に再編成をする場合には、航空隊を半分にする・合併するを駆使して数合わせする必要がある。
艦載機については、基地航空隊として訓練してから空母に移動させることが多いが、任務部隊内で1番目の空母に全て着艦して過積載になる仕様のようであり、任務部隊内でもさらに移動させたりもするので、航空隊には部隊名を付けておいたほうがよい。
国家方針
何を選ぶかは、プレイスタイルによる。
1936年2月 次の工場を建てる
関東の次にインフラが高いのは、関西なのでそこに建てる。
予めキューに入れてあれば関東が終わり次第、勝手に移行する。
満洲からの鉄鋼輸入は、あるところで輸入量がガクンと減るので、資源不足の警告が出たら戦艦へ割り当てた造船施設を輸送船に振り替えたり、ソ連から輸入するなど対策すること。もしくは満洲計画の国家方針でもとって鉄鋼の生産を増やすか。
1936年3月 次の研究を始める
引き続き、機械式計算機など軍事以外のものがよいだろう。
みんなの練兵場スペインへの義勇軍
これも日本が援軍を送って全力で戦うと、国粋派があっさり勝ってしまう。
やはり師団長たちの経験値や師団の練度向上はあまり期待できないが、師団再編成に必要となる陸軍経験値を稼ぐことはできる。
tombi-aburage.hatenablog.com
なお素人っぽく、山岳の敵をダラダラと殴ったりして戦えば部隊を練度5にできないこもとない。1レベルの指揮官も3くらいまではあげられないこともない。
そういえば HoI2 のときには山岳に籠った民兵を、軽戦車とかで延々と殴り続けてレベル上げしていたな…攻撃力が弱い敵を長時間殴るのがいいのかもしれない。