Distant Worlds 2 マニュアル抄訳
Distant Worlds 2 はじめに
100ページ以上あるので、DW1との違いがあるかをかいつまんで見ていく。
マニュアルは未購入でも閲覧でき、全体的な章立てとしては DW:U(DW1)
とほとんど同じだが、説明はだいぶ詳しくなっていた。
Distant Worlds の世界へようこそ
リアルタイム 4X 宇宙ストラテジーゲー
国家・民間の分業は健在である。星系・惑星の数は増えた。
Distant Worlds 2 と 1 の違い
違うとこもあるから先入観を持たないように留意しろとのこと。
そういわれてもね。
勝利条件
DW1と違いは無い。
はじめに
銀河の形状と大きさ
ハイパードライブで一度に跳べる距離には制限があり、ネビュラが移動を邪魔するので、ドライブやシールドが進化しない限りネビュラ越えの移動が難しい。
銀河の設定
研究開発の技術ツリーの連結が既定では固定ではなくなった。
SotS や Civ6 などと同様、先の技術がゲームごとに変化しうる仕組みを採用。
スパイやサルベージで研究可能になる場合もある。
種族
プレイ可能な勢力はDW1とあまり変わらず。数は減ったか?
独立勢力については13勢力ほどが一覧で掲載されている。
重要な概念と機能
自動化万歳は最良の友
自動化レベルの設定方法が4レベルに分解された。
- 帝国全体の自動化設定
- 帝国全体の自動化設定を細かく指定するための方針設定
- 全体優先順位指定で、全部を指図しなくてもよいように手引き
- 個々の世界・艦艇・艦隊・キャラクターなどモノ単位の自動化または手引き
- 画面レベルの自動化、例えば研究開発画面や艦艇設計画面へのアドバイスの埋め込みなど
方針設定メニューと帝国全体の自動化
前作ではほぼ説明がなかったが、それぞれの要素ごとに丁寧に説明されている。
探索
資源走査器 resource scanner(ざっくり調査用)、調査モジュール(じっくり調査用)を利用して、どういうときに深堀り調査するかどうかなどの条件を設定できる。既定では古代の遺跡や遺棄された艦艇を発見したときは、どうするか訊かれるが、常に探すように指定することで訊かせないようにも設定できる。
殖民
最低限の適合性 Suitablity、独立世界への植民成功率の最低値などを指定できる。
適合性20未満は維持費がかさむので積極的にしすぎると金かかる。独立世界は外交を通じて植民と統合への賛成度を改善できるが、失敗すると関係が数年間悪化する。そういうリスクをどこまで許容するかを設定しておける。
植民地と税
税率・陸軍の徴兵・守備兵配置、資源の在庫レベル、人口政策、帝国からの交付金、賛意の目標値などを設定できる。
建設
艦艇や基地設計やら建設やら修理やらを自動化するしないなど。既定では国家の造船が民間より優先されるが、そうしない設定もできる。宇宙港を建設する人口水準・宇宙港どうしの最低距離なども設定しておける。艦艇や基地の相対的な建造の優先度も調整できる。
外交・軍事・陸軍・艦隊・研究開発・諜報なども細かく設定できるが説明略。
詳細な自動化と全体優先順位 Global Priority Queues
帝国全体の設定よりも細かく指定できる。
全体優先順位は、新規植民地・採掘の場所・建設廠の場所・敵・危険な場所・娯楽の場所の優先順序を指定しておける。
艦隊や陸軍のテンプレ化ができるので、まとめて造船や徴兵が楽に。
探索レベル
前作のマニュアルには明確な説明がなかった遺物 Artifact、遺棄された艦艇や基地、特別な場所、ネビュラについての説明が追記されている。
ゲーム序盤 - 拡張と帝国の確立
前作ではチュートリアルに分離されていたが、基本的な遊び方を指南すべく、マニュアルに埋め込まれた。
DW2ではワープ以前 pre-warp が標準になったのか、ハイパードライブを開発するところが最初に説明されていた。最初は Skip Drive、次に Warp Bubble Generator。
Skip Drive 開発次第、建設に必要な資源採掘を、それぞれの種類ごとに1か所は確保することなど基本の解説。その後、なるたけ贅沢資源を探そうねなど。
早晩海賊や独立勢力と出会うので、そいつらとの付き合い方の解説。
など